朝食を摂ることで代謝が良くなるのはウソだった?

朝食は1日の食事の中でもっとも重要とよく聞きますよね。

ただ、これが間違いだったらしいことが、最近わかってきたそうです。

朝食がいかに健康にいいのかを論じる研究は、山ほどありますが、こうした調査をよく読むと、ほとんどは観察研究なのだといいます。

つまり、既存のデータを眺めて仮説を導き出そうとしただけで、被験者グループを一定の条件下に置いて実験を行う介入研究とは異なるというのです。

1日の食事回数は、短期的には食物の産生熱量(TEF)に影響をおよぼし、TEFとは、消化吸収や栄養素を体内に行きわたらせるのに使われるカロリー量を指すといいます。

でも24時間のトータルで考えたら、結局は同じ、栄養に関する学術誌に発表された研究で、被験者を1日3食と6食のグループに分けて追跡したところ、摂取カロリーと栄養価の総量が同じならば、代謝量も変わらないとわかったそうです。

また、食事のタイミングでは、臨床栄養学の学術誌に去年発表された論文では、ボランティアの被験者を朝食を食べるグループと食べないグループに分けて、毎日そうするように指示。

つまり、食べるグループなら1日も朝食を抜かさない、食べないグループなら毎日抜かすというわけで、結果的に、普段の食習慣をそのまま続けることになった被験者と、変えることになった被験者が出た。

16週間後に身体測定を実施したところ、有意な体重減少が見られた被験者は1人もいなかったとのこと。

結局、グループ全体では、朝食を抜かそうが食べようが、体重にはまったく影響しなかったそうです。